2016年4月に設立したモザイクワーク。創業者である杉浦のもと、2017年に企業人事として数々の実績を重ねてきた髙橋が加わるなど、メンバーも少しずつ増えています。社員はそれぞれ、自分たちの働き方を実践しながら、モザイクワークに“フルコミット”しているのです。

ここに集った仲間たちと共に、杉浦と髙橋はどんな未来を描いているのか。モザイクワークが手がける事業、そして創業ストーリーに続いて、今回はモザイクワークが目指す「これから」についてお伝えしていきます。

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インタビュー 01:
究極にシンプルな設計の採用プラン。「たった一つのゴール」は、すべてお客様の中にある

インタビュー 02:
企業の人事はやり切った。経営チームの2人が、新たな「採用」事業にチャレンジする理由

ここに集ったアクティブなメンバーとともに

2018年4月現在、モザイクワークで働いているメンバーは、杉浦と髙橋をのぞいて5人。年齢層は20代の若手から40代までで、中には学生もいます。

基本的にそれぞれが自由な働き方をしていて、週5日の出社義務があるわけではありません。全員が集まるのは、月に1回、最終週月曜日のミーティングのみ。

「メンバー全員のスケジュールはGoogleカレンダーで共有していて、必要に応じてミーティングなどをしています。ただ、最近はできるだけ直接会う時間を作るようにしていますね」(杉浦)

またチャットツールを導入し、オンラインでかなりの量のコミュニケーションを取っています。

仕事の分担は、挙手制。案件がきたときに、「やりたい!」と思う人が手を挙げ、担当するスタイルです。

「そういえば最近、勝手に営業部が立ち上がったんですよ(笑) モザイクワークの世界観を伝えるにはインバウンドの仕掛けの方がいいと思っていたのですが、『もっと営業したい!』というメンバーがいて。

ずっとお茶を濁していたら、『会社として取り組む予定がないなら、部活として勝手にやります!』と。そうか、部活ならまあ、文句は言えないか……みたいな」(髙橋)

アクティブなメンバーが増え、杉浦は「こうして組織ができていくのか」と実感しているところです。

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モザイクワークは、決して「採用の会社」ではない

会社を立ち上げてから2年。当社は現在も、杉浦・髙橋を中心に、さまざまな企業様の採用プランニングを手がけています。

ただモザイクワークは、決して「採用事業」に軸を置くことを重視しているわけではありません。

「採用というフェーズはあくまでも、企業と社会のわかりやすい“接点”なんです。働く人の90%近くが通る入り口だからこそ、ここでしっかり多様性をもたせていく必要がある。

いま、企業の採用活動で使われている評価軸には、かなり社会的なバイアスがかかっている状態です。もう時代にそぐわなくなっている。その評価軸に合わないと採用すらされないのに、採用されても活躍できない人がいたりするわけですよね。

だからまずは、そこから変えなければいけない。個人が生き生きと活躍できる社会を作るために、まずは採用から変えていく。モザイクワークを作ったときに、そう決めたんです」(杉浦)

「例えば企業側では、週5日・8時間労働が正社員採用の基準になっていることがほとんどです。どんなに優秀であっても、1日6時間しか働けないワーキングマザーが受け入れられにくい。働きたい人がいるなら、8分の6でもコミットしてもらった方がいいじゃないですか。

でも企業側にその明らかな理屈が通用しないのが今の世の中。それは僕が10年以上、人事としてチューニングを続けてきたことでもあります」(髙橋)

すべての入り口である「採用」を変えること。それが現在、モザイクワークが掲げているミッションの一つなのです。

株式会社モザイクワーク 代表取締役社長 杉浦 二郎

本当のゴールは「この会社が必要とされなくなること」

杉浦と髙橋が、社会に対して——とりわけ個人の働き方や生き方に対して、課題感を感じているのには、ある共通した理由がありました。

「僕はバブル期の一番最後の世代なんです。若い人たちが生きにくい世の中を作ってしまったのは、間違いなく僕たちの世代だと思っているんですよね。だから今度は、それを変えていく。それが自分たちの役目だと思っています」(髙橋)

「今の子どもたちは、これから新しい時代、新しい常識の中で生きていくことになります。だから僕たちが、自分たちの常識にムリやり当てはめるようなことをしてはいけないと思っていて。

僕たちができるとしたら、彼ら・彼女らがもつ価値観を尊重できて、それぞれが適材適所で活躍できるような社会を作ること。作らなきゃいけないな、と」(杉浦)

ある意味、会社の成長やマネタイズは二の次といっていいかもしれない。モザイクワークとして掲げるミッションを実現するために、やらなければいけないことはまだまだ山ほどあります。

「僕たちのような役割が必要とされなくなったときこそ、世の中が変わったといえるはず。そんな時期がきたら、会社は解散しようと話しています」(髙橋)

「そう、それがゴールなんです。僕たちのような仕事は、本当は必要ないはずなんですよ。でもそういう世の中になるまでには、まだまだ第三者の手が必要だと思います。実際に世の中を変えていくこと。僕たちはそこにしか興味がないんですよね。たとえ、長い道のりだとしても」(杉浦)

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